学校や職場に行こうとすると、体調が悪くなる
「朝になるとお腹が痛くなる」
「家を出ようとすると吐き気や動悸がする」
「休日は元気なのに、学校や職場のことを考えると急に体調が崩れる」
このような症状に悩んでいませんか。
周囲からは「気の持ちよう」「甘えではないか」と言われてしまうこともあります。しかし、実際に身体症状が出ている以上、それはご本人にとって現実のつらさです。
新潟市東区太平の「おのしんクリニック」では、学校や職場に行こうとすると体調が悪くなる状態を、こころと身体の両面から丁寧に評価します。まずは「何がつらいのか」「どんな症状が出るのか」を一緒に整理することから始めます。
学校や職場に行こうとすると体調が悪くなる原因
強いストレス反応
人間関係のトラブルや過度な業務負担などが続くと、身体がストレスに過敏に反応します。
- 腹痛
- 頭痛
- 吐き気
- 動悸
- 下痢
といった症状が出ることがあります。
適応障害
特定の環境に対して強いストレス反応が出る状態を適応障害と呼びます。
- その場面に直面すると症状が出る
- 環境から離れると軽くなる
といった特徴があります。
不安障害やパニック症状
学校や職場に向かう途中で動悸や息苦しさが出る場合、不安障害やパニック発作が関係していることがあります。
うつ状態
うつ状態では、
- 朝に強いだるさ
- 意欲の低下
- 食欲不振
が目立つことがあります。「行かなければならない」と思うほど、身体が動かなくなることもあります。
発達特性との関連
発達特性がある場合、特定の環境で強い負担を感じやすく、それが身体症状として現れることがあります。
原因は一つとは限らず、複数の要因が重なっていることも少なくありません。
体調不良が続くことで引き起こされる問題
症状が続くと、
- 長期欠席や欠勤
- 自己否定感の増大
- うつ病の発症
- 社会的孤立
につながる可能性があります。
「予後」とは今後の経過の見通しを意味します。早めに適切な支援につながることで、予後が安定しやすいと考えられています。ただし、回復のペースには個人差があります。
学校や職場に行こうとすると体調が悪くなるときの処置や治療法
1.丁寧な問診
初診では、
- いつ頃から症状が出ているか
- どの場面で強まるか
- 身体症状の内容
- 睡眠や食欲の状態
を詳しく伺います。
診察の結果、重大な身体疾患を否定(医学的に可能性が低いと判断すること)する場合もあります。
2.環境調整
- 勤務時間や業務内容の調整
- 学校での配慮
- 一時的な休養
が必要な場合があります。無理を続けることが必ずしも解決につながるわけではありません。
診断書の作成も状況に応じて対応します。
3.生活リズムの安定
睡眠の改善や生活リズムの調整は、回復の土台になります。
4.薬物療法
当院では、日本臨床精神神経薬理学会認定の精神神経薬理学専門医が、必要に応じて薬物療法を行います。
- 不安を和らげる薬
- うつ状態を改善する薬
などを、依存のリスク(量・期間・種類)を慎重に評価しながら使用します。漫然と長期処方することはありません。
5.より専門的な支援が必要な場合
外来での対応が難しい場合や、集中的な支援が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介します。
よくある質問
Q1. 甘えではないのでしょうか
A1. 実際に身体症状が出ている場合、それは甘えではありません。医学的に説明できる状態であることが多いです。
Q2. 無理にでも行ったほうがよいですか
A2. 状況によります。無理を続けることで悪化する場合もあります。一緒に判断しましょう。
Q3. 家族はどう対応すればよいですか
A3. 「がんばれ」と励ますよりも、つらさを受け止めることが大切です。ご家族のみの相談も可能です。
Q4. 子どもでも受診できますか
A4. 年齢や状況に応じて対応します。まずはご相談ください。
院長より
学校や職場に行こうとすると体調が悪くなる状態は、ご本人にとって大きな葛藤です。「行かなければ」という思いと、「行けない」という現実の間で苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。
私はこれまで、新潟大学医歯学総合病院や新潟県立精神医療センターなどで、適応障害や不安障害、気分障害の診療に携わってきました。専門医として、薬に頼りすぎない治療を大切にしながら、その方の背景を丁寧に理解することを心がけています。
おのしんクリニックは、新潟市東区太平の落ち着いた住宅街にあります。専用駐車場12台を完備し、バイパスからのアクセスもスムーズです。新潟交通バス「太平2丁目」「空港入口」からも徒歩圏内です。
「ここに来れば少し気持ちが楽になる」
そんな場所でありたいと願っています。
学校や職場に行こうとすると体調が悪くなるとお悩みの方は、新潟市東区の精神科・心療内科「おのしんクリニック」にご相談ください。
