生理前に気分が不安定になり、生活に支障がある
「生理前になるとイライラが止まらない」
「急に涙が出たり、落ち込みが強くなったりする」
「毎月同じ時期に体調と気分が崩れて、仕事や家庭に影響が出ている」
このようなお悩みはありませんか。
月経前に心や身体の不調が出ることは珍しくありません。しかし、その程度が強く、生活に支障が出ている場合には、医学的なサポートが必要なことがあります。
新潟市東区太平の「おのしんクリニック」では、生理前の気分の変化を「気のせい」や「我慢するもの」とは考えません。こころと身体の両面から丁寧にお話を伺い、一人ひとりに合った対応を一緒に考えていきます。
生理前に気分が不安定になる原因
ホルモンバランスの変化
排卵後から月経開始までの時期には、女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)が大きく変動します。
この変化が脳内の神経伝達物質に影響し、気分の不安定さにつながると考えられています。
PMS(月経前症候群)
PMSとは、月経前に起こる心身の不調の総称です。
- イライラ
- 抑うつ気分
- 不安感
- 乳房の張り
- 頭痛やむくみ
などがみられます。
PMDD(月経前不快気分障害)
PMSの中でも、気分症状が特に強く、生活に大きな支障が出る状態をPMDDと呼ぶことがあります。
- 強い抑うつ
- 怒りの爆発
- 絶望感
- 人間関係のトラブル
などが目立つことがあります。
もともとのこころの病気との関連
うつ病や不安障害、双極性障害がある場合、生理前に症状が悪化することがあります。
生理前の不調が続くことで引き起こされる問題
症状が強いまま続くと、
- 仕事や学業のパフォーマンス低下
- 家族関係の悪化
- 自己否定感の増大
- うつ状態の悪化
につながることがあります。
「予後」とは今後の経過の見通しを意味します。適切な支援を受けることで、予後が安定しやすいと考えられています。ただし、症状の出方や改善のペースには個人差があります。
生理前の気分不安定への処置や治療法
1.丁寧な問診と経過の確認
- 症状が出る時期
- 持続期間
- 生活への影響
- 月経周期との関連
を詳しく伺います。必要に応じて、症状と周期を記録していただくこともあります。
診察の結果、他の精神疾患を否定(医学的に可能性が低いと判断すること)する場合もあります。
2.生活習慣の調整
- 睡眠を安定させる
- 適度な運動
- カフェインやアルコールを控える
生活の見直しで症状が軽減することもあります。
3.薬物療法
当院では、日本臨床精神神経薬理学会認定の精神神経薬理学専門医が、必要に応じて薬物療法を行います。
- 抗うつ薬を周期的に使用する方法
- 不安を和らげる薬
などを、依存のリスク(量・期間・種類)を慎重に評価しながら検討します。
婦人科との連携が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介します。
4.より安全な環境が必要な場合
症状が非常に強い場合や、安全確保が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介します。
生理前の不調についてのよくある質問
Q1. 我慢すればよい問題ではありませんか
A1. 生活に支障が出ている場合は、我慢する必要はありません。治療の対象になります。
Q2. 精神科を受診してもよいのでしょうか
A2. 生理前の気分症状は精神科・心療内科の診療対象です。必要に応じて婦人科と連携します。
Q3. 薬はずっと飲み続けますか
A3. 状態によります。周期的な使用や短期間の使用など、状況に応じて調整します。
Q4. 家族に理解してもらえません
A4. ご家族のみの相談も可能です。対応の仕方についても一緒に考えます。
院長より
生理前の気分の不安定さは、ご本人の努力不足ではありません。毎月繰り返されることで、自信を失ってしまう方もいらっしゃいます。
私はこれまで、新潟大学医歯学総合病院や新潟県立精神医療センターなどで、気分障害や女性のこころの不調の診療に携わってきました。専門医として、薬に頼りすぎない治療を大切にしています。
おのしんクリニックは、新潟市東区太平の静かな住宅街にあります。専用駐車場12台を完備し、バイパスからのアクセスもスムーズです。新潟交通バス「太平2丁目」「空港入口」からも徒歩圏内です。
「ここに来れば少し気持ちが楽になる」
そのような場所を目指しています。
生理前に気分が不安定になり、生活に支障があると感じている方は、新潟市東区の精神科・心療内科「おのしんクリニック」にご相談ください。
