統合失調症
新潟市東区太平にある「おのしんクリニック」では、統合失調症の診療を行っています。
「誰かに監視されている気がする」
「悪口を言われているように感じる」
「現実なのか自分の考えなのかわからなくなることがある」
「以前のように意欲がわかない」
このような症状が続いている場合、統合失調症の可能性があります。
統合失調症は、特別な人だけがなる病気ではありません。人口の約100人に1人が経験するといわれており、決して珍しい病気ではありません。早期に適切な治療を始めることで、安定した生活を送っている方も多くいらっしゃいます。
私たちは、症状そのものだけでなく、その背景や生活状況も含めて丁寧に診療します。
統合失調症の症状について
統合失調症の症状は大きく3つに分けられます。
陽性症状
本来ないはずの体験が生じる症状です。
・幻聴(実際にはない声が聞こえる)
・被害妄想(誰かに狙われていると思い込む)
・関係妄想(テレビや他人の会話が自分に向けられていると感じる)
・思考の混乱
幻聴はとてもリアルで、ご本人にとっては現実そのものに感じられます。
陰性症状
本来あるはずの働きが低下する症状です。
・意欲の低下
・感情の乏しさ
・人との関わりを避ける
・表情が乏しくなる
周囲から「怠けている」と誤解されることもありますが、病気による症状です。
認知機能の変化
・集中力の低下
・段取りが苦手になる
・作業効率の低下
日常生活や仕事に影響することがあります。
統合失調症の原因について
原因は一つではありません。
・体質的要因
・脳内の神経伝達物質のバランスの変化
・強いストレス
・睡眠不足
発症のリスク因子が重なったときに症状が現れると考えられています。
ご本人やご家族の育て方が原因ではありません。
統合失調症の経過について
統合失調症は、再発を繰り返すことがあります。しかし、早期治療と継続的なフォローにより、症状が安定し、社会生活を送っている方も多くいます。
再発予防のためには、
・規則正しい生活
・十分な睡眠
・ストレス管理
・服薬の継続
が重要です。
統合失調症の治療法について
薬物療法
抗精神病薬が治療の中心になります。
当院では、日本臨床精神神経薬理学会認定の精神神経薬理学専門医が診療を担当します。効果と副作用のバランスを慎重に見極めながら、量・種類・期間を調整します。
必要以上に多剤併用を行わず、できるだけシンプルな治療を目指します。
心理社会的支援
・生活リズムの安定
・家族へのサポート
・社会資源の活用
外来での対応が難しい場合や、集中的な見守りが必要な場合には、適切な医療機関をご紹介します。
統合失調症についてのよくある質問
Q1. 一生治らない病気ですか
A1. 症状が安定し、長期間再発なく過ごしている方も多くいらっしゃいます。経過には個人差があります。
Q2. 薬はずっと必要ですか
A2. 再発予防のため一定期間の継続が勧められます。状態に応じて慎重に調整します。
Q3. 家族はどう支えればよいですか
A3. 症状を否定せず、安心できる環境を整えることが大切です。ご家族の相談もお受けしています。
院長より
統合失調症の診療では、「早く気づくこと」と「焦らないこと」の両方が大切です。
私はこれまで大学病院や精神医療センターで、急性期から地域生活支援まで幅広く経験してきました。薬物療法の専門的視点を持ちながら、必要以上に薬に頼らない治療に強みを持っています。
おのしんクリニックは、新潟市東区太平の落ち着いた住宅街にあり、専用駐車場12台を完備しています。バイパスからのアクセスも良く、新潟交通バス「太平2丁目」「空港入口」からも徒歩圏内です。
「もしかして」と感じた段階でのご相談が、とても大切です。どうか一人で抱え込まず、ご相談ください。ここが、安心して治療を続けられる場所になれば幸いです。
